部屋数がいくら多くて住居の総面積が大きくても、壁とドアに囲まれた部屋では、広がりという意味での実感は湧かないはずです。同じ調査でさらに興味深いのは、リビングルームへの関心が極めて高く、より開放的で、使い勝手の良いリビングであればあるほどストレスを感じにくいという結果です。ただし実情はと言えば、テレビがでんと据えられ、それに対峙するソファがあり、家具が空間を支配しているのが一般的です。この結果から見えてくるのは、たとえ限られた面積であっても、そこに開放感を感じることができれば、ストレスを軽減できるという心理的な側面です。
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襖と障子の日本家屋が広い印象を与えてくれるのは、部屋の仕切りを取り除けば、そこにはより広い空間が出現するし、また、床に座る生活スタイルは、天井の高さを実感できるからです。同じ面積の部屋であっても、囲いと視線の高さによっては広くも狭くも感じるわけです。